くまくまの多読の歴史

多読を始めるまで

中学生の頃は、英語が好きでしたが、高校に行ってから難しくなり脱落。入試のために 集中的に勉強し、大学1年の時に履修した一般教養の英語は、その貯金のみで何とか しました。もともと暗記が大嫌いで、読んで覚えてしまえるような興味のある科目は 得意でしたが、興味がわかずに暗記しなければならない科目は苦手でした。英語も、 新しい言葉にふれている!と感動している間は楽しくて仕方なかったのですが、文法は 嫌いで、イヤイヤ覚えていたような気がします。高校の頃にやった単文の丸暗記や 構文○○みたいなのも好きではありませんでした。

英検は、たしか中学の頃4級はとったのですが、3級になると面接があると聞いて まともに会話できると思えない、と思い受験しませんでした。

入社してからも、英語が読めればより情報がたくさん入手できるのですが、 翻訳されている本で何とかなっていたので、あまりせっぱ詰まっていませんでした。 そのため、真剣に英語を勉強しようと思ったことはありません。英語関連の雑誌を 買ってみたこともありましたが、買っているだけで満足してしまい、ほとんどまともに 読んでいませんでした。

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0〜10万語

結婚後、夫が「この本を読んでみたら?」と「快読100万語!」を手渡してくれたのが きっかけです。(奥付を見たら、なんと初版本!)

まず読み物としておもしろかったので一気に読んでしまい、これならできそうかなー、と 軽い気持ちで始めることにしました。読み終えてからまもなく、OBW0やICRを買いに 出かけるのですが、今まで、こういった類のことが何一つ続いたことがなかったため、 まず何冊か買って様子を見てみよう、と(^^; 続かなくて当然、続いたらラッキーという 感覚だったので、実際身になるかどうかとか、そういうことはあまり気にしていませんでした(笑)

さっそく読み始めたのですが、英語にふれるのが久しぶりすぎて、OBW0でも読むのが つらかったです。また、買った本が5冊ほどと少なかったこともあり、このときは すぐ飽きてしまいました。

10月に海外旅行(初の海外)に行くことになり、付け焼き刃でも英語を何とかしなければ、 という気持ちになりました。そこで、もっと楽しく読めそうなSIRなどを買い込んで、 まずは英語に親しむことにしました。9/1に洋書を買った記録があるので、ここを 多読の開始日にしています。この頃は読書記録をとっていませんでしたが、読んだ本は わかっていたので、後からノートにまとめました。

旅行では、買い物で何と言っていいのかわからない、ホテルの人に何か頼むときにも なんと言ったらよいのやら、とおろおろしてしまいました。英語が話せたら、もっと 旅行を楽しむことができるのに!!と強く思い、これが多読の原動力になっています。 (ドイツやスイスのホテルでは、ツアーで使われているせいもあるのでしょうが、 英語が結構通じるんですよね…。日本語しか話せないのはマズい、と思いました)

旅行から帰ってきてから、もう少しまじめに多読をやろう!と思ったのですが、 毎日読んでいたわけではないので、結局10万語に到達するまでに3ヶ月以上かかりました。

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10〜50万語

このあたりから、SSSの掲示板を見るようになりました。おもしろそうな本がたくさん 紹介されていたので、本を選ぶときの参考にするようになり、より楽しく本を読めるように なりました。おかげで「Babe」や「Heidi」を読み、楽しむことができました。

年末年始と重なり、1週間近く読めない日もありましたが、あまり焦ることなく 読んでいました。なんか読みづらいなー、意味がわからないなー、と思いながら 読む本もたくさんありましたが、英語の本を読めている!といううれしさで読み進められました。

30万語をすぎた頃から児童書を読み始めました。最初は見知らぬ言葉のオンパレードで 話の1/3くらいは「???」となりながら読み進めましたが、登場人物や話のあらすじが なんとなくつかめてくると、Graded Readerよりも話がおもしろくて引き込まれました。

40万語を越えてから、Magic Tree Houseを読み始めました。Magic Tree Houseは、 1冊5000語〜6000語くらいで、短くて読みやすいので児童書のとっかかりにおすすめです。 しかも、同じフレーズが何度も何度も出てくるので、だんだん「こういう意味かな?」という 感覚が出てきます。50万語に近づく頃には、児童書がおもしろく感じられてきました。

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50〜100万語

児童書がおもしろくなってきてから、児童書の比率が徐々に上がってきました。Graded Readerは SSSの書評を見ておもしろそうだと思ったのに、読んでみたらどうもおもしろく感じられなかった 本があり、その本はなんとか読み切ったのですが、その後しばらくGraded Readerを読みたく なくなりました。十数冊児童書やICRなどの本を読んだ後に、ようやくまたGraded Readerを 読むことができるようになりました。やはり「つまらなかったらやめる(後回しにする)」というのは 守るべきルールなんだと思いました。

Graded Readerが再び読めるようになってからは、だんだん吹っ切れてきたのか、読みたい本を 読めばいい、ペースも自分のペースでいい、と思えてきて、楽しく読めるようになってきました。 たまに、「やっぱりあの本も読んでおいた方がいいかも」「基礎固めが足りないのかも」と思う こともありますが、そのときにはちょっと簡単な本を読んでみたりはしています。あと、基本的に 小心者なので、レベルの高い本をえいやっと読むことがまだできません。そんなわけで、100万語は ほぼレベル3での通過となりました。

これから、レベル4へ徐々に踏み出していこうといったところです。

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100〜200万語

100万語を越えたあたりから、ずぼら多聴を始めました。気が向いたときに、何かをしながら 英語(主にBBC BigToe)を聞く、という感じでしたが、何かに夢中になると、すぐに耳がお留守に なってしまうような私には、果たして効果があったのかどうか…。

150万語を過ぎてから、シャドウイングも始めました。ずぼら多聴を2ヶ月くらいやって 少しは耳が慣れたのか、何回か繰り返すと聞き取れる部分はだんだん多くなっていっている ような気がします。ただ、口が回らない…。遅い素材でも、口が回らないのは、カタカナ発音なのか、 単に口がついていっていないだけなのか。おまけに、口が回らないところで、なんか適当な 音を足しているのかも、ということに気がつきました。勝手に動くな〜<口。

本の方は、さらに児童書比率がぐぐーんと増加中です。たまにGraded Readerを読むと 楽しいのですが、もう基本は児童書かなぁ。レベル4の本もあれこれ読むようになりました。 あとは、絵本をやっと読むことができたのはよかったです。絵本はなかなか奥が深い世界のようで、 最初に読んだら挫折しそうでしたが、今はあれこれ読んでみたい感じ。また機会があれば、 図書館に行って絵本三昧だー!

レベルの方は、レベル3〜4あたりを中心に、お借りしたORTなどで下のレベルも 楽しみつつ、今回は1周年記念をはさんだので、そのあたりでレベル5〜6の本を 何冊か読んでみました。

300万語に向けては、レベル5あたりの本も挑戦しつつ、レベル4までの本も大量に 読むことになるでしょう。

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