児童書には探偵ものも結構多いです。くまくまがやさしいと思う順に並んでいます。
少年探偵のNateくん。犬の相棒、Sludgeとともに事件に挑みます。
淡々とした語り口なのですが、やっぱりこどもだなーというところもあって、そのギャップがおもしろいです。また、Nateのまわりの人たちも 個性の強い人たちばかりで、楽しいです。挿絵が途中でMarc Simontさんから変わっているのですが、私はMarc Simontさんの挿絵のものの方が好きかも。
探偵ものですが、対象年齢が高くないこともあり、読みながら推理するというよりは、Nateくんの推理をながめて楽しむといった感じです。
シリーズもので、たくさん出ています。
YL2 総語数:約1500-2000語
1日1ドルで依頼を受ける、小学校2年生の探偵、Jigsaw Jones。Jigsaw Puzzleを解くように、相棒のMilaと一緒に事件を解決します。
探偵ものとしてもおもしろいのですが、このシリーズでは学校の授業などで本のことがたくさん出てきます。児童書を読んでいる方には おなじみの本も出てきたりするので、そういう意味でもおもしろいシリーズです。
このシリーズも、たくさん出ています。
Super Specialというシリーズもあります。
Dink, Josh, Roth Roseの3人が活躍する推理もの。3人が住むGreen Leanを中心に 様々な事件が起き、それを3人が解決していきます。
1冊8,000語くらいで、児童書に慣れていない方にはちょっと読みづらいかもしれませんが、 何冊か読んでいくうちに慣れていきます。1冊でお話は完結していますが、前に出てきた 人が出てくることがあるので、Aから順番に読んでいくことをおすすめします。
third gradeのNancyが、身の回りで起こる事件を解決していきます。A to Z Mysteriesよりは 事件の規模が小さく、事件と言うよりはいたずらといった感じのものが多いです。どちらかというと 学園ものテイストの方が強いかも。Nancyが疑わしいと思った人は、友達でもsuspectsに載ってしまうので、 続けて読んでいると、ちょっと嫌気が差してしまうかもしれません。そういう場合は、少しずつほかのシリーズの 合間に読むようにすればだいじょうぶです。
たくさん出ていますし、1冊で話が完結しているので、順番に読まなくても大丈夫だと思います。
以下、全部で70冊近く出版されています。
NoelleとToddの新しい担任の先生は、元スパイのMr. Merlin。身近なところで事件が起こり、Mr. MerlinのクラスでThird-Grade Detectivesを結成して 事件を解決します。
このシリーズの特徴は、子供向けながら、事件を解決するために証拠を集めて、その証拠を科学的に検証しているところ。集めてきた証拠を 顕微鏡で見てそれが何かを考えたりするので、理系的な話かなーと思います。あとは、Mr. Merlinが子供たちに与えるsecret code。Jigsaw Jonesの シリーズでも、JigsawとMilaがsecret codeでやりとりしますが、こちらのsecret codeの方が難しいです。巻末に、さらにsecret codeの問題があることも あるので、NoelleとToddと一緒に解いてみるのも楽しいです。英語でどんな風に暗号を作るのかがわかって、おもしろいです。
このシリーズも1冊完結のシリーズですが、できれば順番に読んでいった方がおもしろいかな。